9月9日は「救急の日」です。
地域医療を担う看護師の人材確保につなげようと、県内の高校生に仕事を体験してもらう催しが米沢市で開かれました。
これは高校生に医療現場を知ってもらい就職につなげてもらおうと米沢市立病院が毎年実施していて、米沢、南陽、長井などにある7つの高校から3年生あわせて13人が参加しました。
開会式では高校生が一人ずつ自己紹介し、「小学生のころから看護師になりたいと思っていた」「実際の病院で看護体験できる機会はなかなかないので、将来に生かしたい」など参加した動機を話しました。
このあと5つの班に分かれ、このうち、産婦人科を訪れた高校生3人は聴診器を使って赤ちゃんの心臓の音を確認したり助産師が赤ちゃんに声をかけながら入浴させる様子を見学したりしました。
赤ちゃんと触れ合う体験も行われ、生徒は驚かせないように慎重に抱きかかえていました。
参加した米沢市の高校生は「これから大学での勉強など大変だと思うが、乗り越えて患者に感謝される看護師になりたい」と話していました。
また保健師を目指している長井市の高校生は「保健師は赤ちゃんと触れ合う機会が多いと思うので、きょう学んだことを生かしていきたい」と話していました。
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