石破総理の辞任表明について、県内の主な政党関係者に受け止めを聞きました。

自民党高知県連の明神健夫幹事長は、参議院選挙の直後、石破総理の退陣を求める動きを見せていました。明神幹事長は、9月8日付けでコメントを発表し、
「石破政権の政策の一丁目一番地”地方創生”の実現を期待しておりましたが残念です。少数与党を率いての政権運営、ご苦労さまでした」と述べています。

公明党高知県本部・西森雅和代表
「連立与党のパートナー・公明党としては、石破首相が退任を表明されたということに関して、残念に思うけど、首相の判断を尊重したい。自民党の総裁、総理が誰になろうが、政権がどういう形になろうが、公明党としては、国民・県民のための政治をしっかりと進めていかなければならない」

立憲民主党高知県連・田所裕介代表
「石破首相が辞任を表明されたこと、これはやっぱりいろんな考えがあってのことで、非常に私も重く受け止めているところ。地方創生、防災庁の設置、賃金向上を基軸とした経済の好循環への転換というのは、この地方県連から見ても、一定の期待を寄せていたところ。そこに関しては残念だと思う」

国民民主党高知県連・前田強副代表
「少なくとも今回の参院選において自民党が選挙直前に掲げた2万円の給付金という公約。これは残念ながら、石破総理が実現することができなかった。公約が実現されないなかで、石破総理が辞任されたというのは、有権者、特に自民党に投票された方々にとっては、”どうなんだ”というような思いがあるのではないか」

共産党県委員会・春名直章委員長
「やっぱり自民党政治にすごい厳しい審判が国民の意思として示されたので、その責任者である石破さんが辞任されるというので、その意味では当然だと思う。ただ一番の問題なのは、石破さんの表紙を変えれば、それで済むのかと。そんな話にはならない。いま問われているのは、石破さんが代わるだけじゃなくて、本の中身、自民党政治全体が変わっていかないと、変えないと、国民の幸せは訪れないということだと思う」

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