高校生の就職試験が16日に解禁されます。鹿児島市の鹿児島高校では就職試験に臨む生徒の激励会が行われました。
鹿児島高校では、3年生519人のうち、47人が就職を希望しています。激励会には全校生徒1592人が参加し、就職試験を受ける生徒たちにエールを送りました。激励会では就職試験の受験者を代表して中濵 海音さんが決意を述べました。
(中濵海音さん決意表明)
「試験までわずかな時間しかありませんが、最後まで対策を怠らず、仲間、先生方、そして、いつも応援してくれる両親に笑顔で内定の報告ができるように、頑張ってきます」
(就職試験に臨む福迫結菜さん)
「造幣局への就職を希望しています。職場見学にいった時に、作業している職員の方をみて、自分もここで頑張りたいと思いました」
鹿児島労働局によりますと、今年3月に県内の高校を卒業した人の求人倍率は、過去3番目に高い2.08倍。求人数6604人に対し、求職者の数は3173人と企業の慢性的な人手不足で売り手市場が続いています。
(鹿児島高校 就職指導部・上野智之主任)
「県内が約600件、県外が約1900件、全体で約2500件の求人件数を頂いています。昨年度と比べると500件増えているので、驚いています。相変わらずの売り手市場です」
高校生の就職試験は、16日から始まります。
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