[メキシコ市 8日 ロイター] – メキシコ中部で乗客を乗せた2階建てバスにカナディアン・パシフィック・カンザスシティ・デ・メヒコ(CPKCM)(CP.TO), opens new tabの貨物列車が衝突し、10人が死亡し、少なくとも61人が負傷した。検察当局によると、死者のうち7人が女性、3人が男性で、負傷者の一部は重体。
CPKCMの運転士は、走行中の列車の前をバスが横断しようとしていたと話している。CPKCMは犠牲者の遺族に哀悼の意を表明するとともに、車を運転中は道路標識や踏切の一時停止命令を順守するように呼びかけた。
バスの運行会社ヘラドゥーラ・デ・プラタはコメント要請に即座には応じなかった。
9月8日、メキシコ中部で乗客を乗せた2階建てバスにカナディアン・パシフィック・カンザスシティ・デ・メヒコ(CPKCM)の貨物列車が衝突し、10人が死亡し、少なくとも61人が負傷した。事故現場で撮影(2025年 ロイター/Jorge Alvarado)
現場の画像によると、救急隊員が一帯を封鎖している中で、2階前部が大きく押しつぶされたバスの様子が確認された。
地元当局によると、事故現場は首都メキシコ市の北西約115キロにある町のアトラコムルコと、隣接するミチョアカン州マラバティオを結ぶ高速道路にある踏切。
中南米諸国ではバスの死亡事故が頻発している。メキシコ政府の報告書によると2023年に連邦高速道路で起きた事故は1万2099件で、1億米ドルを超える損害、6400人の負傷者、1900人弱の死者が出た。
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