9月7日、ベセント米財務長官(写真)は、米欧によるさらなる経済的圧力が、ロシアのプーチン大統領をウクライナとの和平交渉に向かわせる可能性があると述べた。6月27日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)
[ワシントン 7日 ロイター] – ベセント米財務長官は7日、米欧によるさらなる経済的圧力が、ロシアのプーチン大統領をウクライナとの和平交渉に向かわせる可能性があると述べた。
NBCの番組で「米国と欧州連合(EU)が介入し、ロシアの石油を購入する国々にさらなる制裁や2次関税を科すことができれば、ロシア経済は完全に崩壊し、プーチン大統領をテーブルに着かせることができるだろう」と語った。
ベセント氏は、トランプ米政権は「ロシアへの圧力を強める用意がある」と述べた。
ただ、欧州のパートナーは米国に付き従う必要があると指摘。「米国とEUが一緒にやれば、ウクライナ軍がいつまで持ちこたえられるか、ロシア経済がいつまで持ちこたえられるかの勝負になるためだ」とした。
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