9月9日は「救急の日」です。
交通事故でけが人が出たという想定で、消防と救急が連携して対応する訓練が井原市で行われました。
この訓練は、井原市美星町の井原消防署美星分駐所で行われ、分駐所の消防隊員と救急隊員あわせて5人が参加しました。
訓練は交差点で普通乗用車とオートバイが衝突し、オートバイに乗っていた2人が道路に投げ出されたという想定で行われました。
はじめに、消防隊員が、オートバイから燃料が漏れていないかを確認したり、交差点にほかの車が入ってこないようにコーンを置いたりしたあと、救急隊員と分担してけが人の手当てを行いました。
そして、救急隊員がけが人に見立てた人形を救急車に運び込み、車内で救急処置を行ったり、けが人の容体をドクターヘリに無線で報告したりする手順を確認していました。
消防によりますと、井原地区消防組合の管内では、近年、救急隊員の出動を消防隊員が積極的に支援することで、より迅速な対応につなげているということです。
井原消防署美星分駐所の川井基生所長は、「日頃からこのような訓練を行うことで、どのような現場にも対応できる力をつけたい」と話していました。
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