トランプ米大統領(左)は5日、2026年の主要20カ国・地域(G20)首脳会議を、南部フロリダ州マイアミ近郊にある自身のゴルフ場「ドラル」で開催すると表明した。ホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)
[ワシントン 5日 ロイター] – トランプ米大統領は5日、2026年の主要20カ国・地域(G20)首脳会議を、南部フロリダ州マイアミ近郊にある自身のゴルフ場「ドラル」で開催すると表明した。
今年の南アフリカでのG20サミットは欠席し、バンス副大統領を派遣すると明らかにした。
トランプ氏は記者団に「ドラルが最適な場所だと思う」と語った。
G20サミットはホテルやレストランに数百万ドル規模の収益をもたらすとみられ、トランプ氏が公職を通じて利益を得るのではないかという懸念が再燃する可能性がある。ホワイトハウス高官は、イベント参加者には提供されたサービスに対してドラルから実費が請求されると説明した。
ホワイトハウスは利益相反を否定し、トランプ氏の側近は同氏の資産は第三者によって管理されていると主張している。
トランプ氏は1期目の20年に主要7カ国首脳会議(G7サミット)をドラルで開催する意向を示したが、与野党から反対が相次ぎ撤回した経緯がある。
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