サッカー=イタリアがW杯欧州予選で大勝、ガットゥーゾ監督の初陣

米国、カナダ、メキシコが2026年に共催するサッカーのW杯北中米3カ国大会の欧州予選は5日、各地で試合を行い、I組のイタリアはエストニアに5─0で完勝した。写真は2ゴールを決めたマテオ・レテギ(2025年 ロイター)

[ベルガモ(イタリア) 5日 ロイター] – 米国、カナダ、メキシコが2026年に共催するサッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の欧州予選は5日、各地で試合を行い、I組のイタリアはエストニアに5─0で完勝した。

 W杯で4回優勝のイタリアは前半をスコアレスで折り返したものの、後半13分にモイゼ・ケアンが先制点を決めると、マテオ・レテギが同24分に追加点。その2分後にはジャコモ・ラスパドーリがネットを揺らし、同44分にレテギ、アディショナルタイムにアレッサンドロ・バストーニがだめを押した。

 初陣を白星で飾ったジェンナロ・ガットゥーゾ新監督は「選手たちに感謝を伝えたい。足りなかったのは前半のゴールだけだ」と満足げだった。2ゴールのレテギはRAIスポーツに「素晴らしいハングリー精神とハードワーク、そして謙虚さを見せられた。まだ踏ん張って、予選突破に向けて戦い続ける意志があることを証明した」と述べた。

 I組のもう1試合では、イスラエルがモルドバ戦を4─0で制した。

 B組のスウェーデンはスロベニアと2─2で引き分け、スイスはコソボに4─0の大勝。C組はギリシャがベラルーシを5─1で下し、デンマークとスコットランドはスコアレスドローだった。

 D組はアイスランドがアゼルバイジャンに5─0、フランスがウクライナに2─0で勝利し、L組はクロアチアがフェロー諸島を1─0、チェコがモンテネグロを2─0で下した。

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