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2025.09.07

今年、9月15日(月・祝)15時〜21時に三豊市仁尾町の賀茂神社で「仁尾八朔人形まつり」が開催される。

開催するのは、有志らからなる継承団体新委員会「仁尾八朔人形まつり守りびと(城中利文会長)」。

事務局長の久保淳嗣氏は「地域の皆さんが無理をしてまで続けなくても良いと思っていた。任意団体の皆から、継続させてみないかと話があり、時間もなく迷ったが、どうせやるなら自分達も楽しめるまつりにしようと考えました。まずは開催して、多くの意見をいただきながら、出来ることをやっていこうと思う」と話している。

今年の「仁尾八朔人形まつり」は、仁尾町の歴史をつなぐため、八朔人形と共に飾られる雛人形。前委員会が所持していたパノラマの人形4種(真田十勇士・川中島合戦・桃太郎・かぐや姫)の展示などのほか、地元でもみられることが少なくなった仁尾おどりを盆踊りとして開く。縁日マルシェには、地域のカフェ等が参加する。駐車場は、百十四銀行、観音寺信用金庫、地元企業等が周辺に用意。

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「若年層が多く運営に携わります。今後、一緒にやりたい人、手伝ってくれる人も少しずつ増えている状況です。まだまだ人手も足りない状況ですが、自分自身も、踊れる人がほとんどいないと聞いた仁尾おどりを覚え、継承したいと思っています」と、久保事務局長は笑顔で歴史の継承にチャレンジしている。

かがわ経済ニュース|経レポオンライン

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