大阪府知事の吉村洋文氏が2025年9月6日、目前に迫った阪神タイガースのセ・リーグ優勝を前に、阪神ファンらへの【お願い】をXに投稿した。
大阪道頓堀
吉村洋文氏のX(@hiroyoshimura)より
吉村洋文氏(2019年撮影)
阪神甲子園球場
「自身の命の危険に繋がるほか、多くの人に対する迷惑行為」
セ・リーグ首位を独走する阪神は、7日朝時点で77勝45敗3分け。18試合を残して優勝マジックは1となり、5日からは阪神甲子園球場でのホームゲームが続いている。
本拠地での優勝がまさに秒読みと期待感が高まるなか、吉村氏は6日夜に注意喚起の投稿を行った。
「阪神勝利。マジック1。もし、明日、阪神タイガースが優勝しても、道頓堀川には飛び込まないで下さい。危険です」
1985年の阪神優勝から始まったとされる道頓堀川への飛び込みは「風物詩」とされることもある一方、大きな事故の原因となることもある。2003年の優勝時は約5300人が飛び込み、死亡事故も発生した。
24年11月には、大阪市が公式ホームページに「道頓堀川への飛び込みや戎橋などの橋上での飛び跳ねはやめましょう」との注意喚起を公開。「戎橋など道頓堀川に架かる橋から川へ飛び込む行為などは、非常に危険です」と呼びかけていた。
市の発表によると、戎橋付近の水深は約3.5メートルほどで、多数の船の往来もある。「川への飛び込み行為は、自身の命の危険に繋がるほか、多くの人に対する迷惑行為となる」としている。
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