神奈川ダービーに向けた大型トラックの展示イベント=横浜市西区のクイーンズスクエア横浜

 J1残留を目指す横浜Mが川崎との「神奈川ダービー」(13日・日産ス)を盛り上げようと、広告用の大型トラックを利用した集客活動に力を入れている。6日には横浜市西区の商業施設「クイーンズスクエア横浜」で応援メッセージを募るイベントを行い、ファン・サポーターに共闘を呼びかけた。

 テーマは、選手とサポーターが終盤戦に向けて一つになる思いを込めて「横浜一丸」。13日まで横浜市中心部を走行するトラックの左側面には、主将喜田や宮市ら5選手が肩を組む大型写真を使用した。ファンから寄せられた直筆のエールも、選手、監督からのメッセージとともにトラック右側面に貼り付けられる。

大型トラックの側面には選手からの直筆メッセージも寄せられている=横浜市西区のクイーンズスクエア横浜

 9日に「ららぽーと横浜」(横浜市都筑区)で、13日は試合会場の日産スタジアムでもトラックが展示される。

 今季は残り10試合で、横浜Mは残留圏ぎりぎりの17位。川崎戦は今季最多4万人以上の集客が見込まれる。クラブの企画担当者は「ラスト10試合はかなり激しい残留争いになる。(チケットに付属する)特別ユニホームを着て一丸となり、残留に向けて勢いをつけたい」と話している。(木田 亜紀彦、写真も)

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