Punta Rocas / Photo: Michael Tweddle
カリフォルニア州、USA – 2025年9月5日
本日、国際サーフィン連盟(ISA)は、2025年ISA世界ジュニアサーフィン選手権(WJSC)が2025年12月5日から14日までの日程で、ペルーの歴史的な開催地プンタ・ロカスで行われることを発表した。
ペルーでは、サーフィンがオリンピック競技となる道程において最も重要な瞬間の一つ、2019年リマ・パンアメリカン競技大会が開催された。プンタ・ロカスでは、2027年リマ・パンアメリカン競技大会に向け、再びアメリカ大陸各地から集うトップサーファーたちの戦いが繰り広げられる。
今大会は第21回大会となり、ペルーが世界最高のジュニアサーファーたちを迎えるのは2度目となる。2011年には、当時16歳のフィリッペ・トリード(BRA)が初の世界チャンピオンに輝き、ペルーのクリストバル・デ・コル(ペルー)が18歳以下部門で金メダルを獲得した。
ペルーとISAの長い歴史は、1965年に開催された第2回ワールド・サーフィン・チャンピオンシップにまで遡る。
2010年と2014年の2度のワールド・サーフィン・ゲームズ開催に加え、ペルーはISAの主要世界選手権シリーズ2種を初開催した。2013年の第1回ワールド・ロングボードチャンピオンシップ、そして2012年と2013年の第1回・第2回ワールドSUP&パドルボード選手権である。
オリンピックに出場した71人の選手のうち、59人が過去にWJSC(ISA世界ジュニアサーフィン選手権)に参加している。そのうち32人がWJSCでメダルを獲得しており、この権威ある大会がオリンピック成功への重要な足がかりであることを証明している。
さらに、オリンピック金メダリストのキャロライン・マークス(USA)、銀メダリストのタティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、銅メダリストのガブリエル・メディーナ(BRA)とオーウェン・ライト(AUS)を含む14人のオリンピックサーファーが、ISA世界ジュニアチャンピオンである。
ISA会長フェルナンド・アギーレは次のように語った:
「プンタ・ロカスでは、サーフィンがオリンピック競技となる道程において最も重要な瞬間の一つ、2019年リマ・パンアメリカン競技大会が開催されました。
ワールドジュニアサーフィン選手権大会は、オリンピックの栄光へ至る最も直接的な道筋であり続けております。オリンピック出場サーファーの多くが、この大会で初めてその名を残した事実を目の当たりにするたび、プンタ・ロカスで我々のスポーツの未来が形作られていく姿を確かに目撃することになるのだと確信いたします。
「これらの若いサーファーたちは、次世代のオリンピックの夢を体現しています。ペルーの素晴らしい波と情熱的なサーフィンコミュニティは、彼らが才能を発揮するパーフェクトな舞台を提供します。
ロサンゼルス2028大会以降を見据えながら、このような大会は、サーフィンを通じてより良い世界を作るという私たちの使命が、このスポーツを未来へ導く若者たちを力づけることから始まることを、引き続き証明しています。」
ペルーサーフィン連盟会長エルフリ・ナバレテ・ナロは次のように語った:
「ジュニア世界選手権の開催を我が国に託してくれたISAに感謝したい。これは国内のスポーツ発展に寄与し、連盟とペルースポーツ研究所が世界クラスの大会を主催できることを示す機会となるでしょう」
昨年エルサルバドルで行われた前回大会では、オーストラリアがISAワールド・ジュニアで8度目のチーム金メダルを獲得。男子U18キャプテン渡邉壱孔がカッパーメダル、男子U16足立海世が6位。団体で日本は5位となった。
今回の「ISA世界ジュニア」に出場する、アンダー18、アンダー16の男女各3名の日本代表選手が既に発表されている。選考は国内ランキングや選考合宿の結果などを基に行われ、精鋭たちが名を連ねている。更なる頂を目指して、頑張れ!日本!
U-18 男子: 小野里弦、足立海世、岡野 漣
U-18 女子: 高橋結奈、池田美来、松野 杏莉
U-16 男子: 髙井 汰朗、佐藤 頼斗、松野 太郎
U-16 女子: 馬場 心、草深心虹、石井 有沙
https://isasurf.org/peru-will-host-worlds-best-junior-surfers-for-the-2025-isa-world-junior-surfing-championship/
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