スチューデント ミュージックフェス 〜 学校の枠 超えたステージ

軽音バンドなど 出演募る

 歌って、弾いて、はじけよう──11月1日㊏午後1時〜5時、和歌山城ホール小ホールで開催される「スチューデントミュージックフェス」が出演者を募っている。

 和歌山市広瀬通丁の音楽教室「ヤスムラビクトロン」ドラム科講師の中井悠貴さんが、学生たちの発表の場にと企画した。「例えば高校生バンドの場合、文化祭のステージが目標になっていることが多く、活動が学校の中で完結してしまっている。せっかくなら枠を超えて、多くの人に聞いてもらえるようにと考えました」

ポスターを手に参加を呼びかける中井さん

 さまざまなジャンルの音楽とパフォーマンスを一度に体験できる「フェス」にしたのは、知らないバンドや聞いたことがない曲に触れてほしいから。〝お気に入り〟の外にある新しい世界から刺激を受け、成長のきっかけにしてほしいと願う。

 「技術を競うコンテストではありません。皆の耳に届けたいと思う楽曲があれば、それで十分。観客やほかの出演者と会場を一つにして盛り上がってみませんか」と呼びかけている。

 学生対象で、個人または10人以下の団体。軽音楽、邦楽、ブラスバンドなどジャンルや形式は問わない。オリジナルでもコピーでも可。出演料5000円。9月30日締め切り。観覧2000円、当日2500円。問い合わせは同フェス(メールstudentmusicfes@gmail.com)。

(ニュース和歌山/2025年9月6日更新)

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