国際親善試合   日本 ― メキシコ ( 2025年9月6日    米カリフォルニア州オークランド )

<サッカー日本代表会見>会見に臨む森保監督(撮影・西海健太郎)
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 日本代表は6日(日本時間7日午前11時開始)、オークランド・コロシアムでメキシコ代表と親善試合を行う。森保一監督(57)は5日に試合会場で会見に臨み、「アジア予選でやってきた我々の戦いをメキシコにぶつけたい」と語った。

 相手ベンチに座るのは、かつて日本を率いたハビエル・アギーレ監督(66)。2014年8月から15年2月まで指揮を執ったが、スペイン時代の八百長関与疑惑が浮上。アジア杯敗退後に、志半ばでの契約解除となっていた。森保監督は「アギーレさんは世界的な名将で、リスペクトしている」と言い、こう続けた。

 「もっと長い時間、日本の監督をしていただきたかった。監督になり、選手にいろんな話を聞いた時に、アギーレさんはいいトレーニングで選手の能力を引き出していたと、選手のコメントから感じることができた。アギーレさんも日本サッカーの発展をつむいでくれた指導者として、代表に経験を伝えてくれたことが今の発展につながっている」

 アジア以外の国との対戦は23年10月のチュニジア戦以来、約2年ぶり。今遠征はDF冨安、伊藤、高井、町田、安藤、MF守田、田中、中村敬らを故障などで招集できなかったが、FIFAランク13位の中米の強豪との腕試しだ。新旧の日本代表監督対決は、現在地を図る絶好の機会となる。

 森保監督は「我々が何ができて、さらに上げていかなければいけないか。何が足りなくて改善していかないといけないかが見えてくると思う」と腕をぶした。
 

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