公開日時 2025年09月04日 05:00更新日時 2025年09月04日 14:07
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宮沢 之祐
沖縄こどもの未来県民会議(会長・玉城デニー知事)は、低所得世帯の高校生を対象に、県外の大学などの受験にかかる渡航費用を給付する「県外大学等進学サポート事業」の募集をしている。今年から県内の離島在住者が沖縄本島の学校を受験する場合にも適用を拡大した。10月6日まで。
同事業は2022年度に始まり、昨年度の受給者は217人だった。対象となるのは、児童扶養手当受給世帯か住民税所得割非課税世帯の、大学や専門学校への進学意欲がある高校3年生。
受験と進学(往路のみ)、合格後に出席が必須の行事への参加で使った航空賃、船賃、新幹線料金、宿泊代などが上限10万円で給付される。離島から本島の場合は上限5万円。オープンキャンパスや住居の下見は対象外となる。
募集要項や支援申請書などをダウンロードして記入。住民票や課税証明書、学生証などとともに、県青少年育成県民会議に持参または郵送で提出する。
問い合わせは県こども家庭課、電話098(866)2174。
(宮沢之祐)
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