公開日時 2025年09月05日 23:25更新日時 2025年09月05日 23:45

6日の韓国戦で末吉が先発へ 「持ち味生かし貢献」 野球U18W杯
侍ジャパンU18―沖縄県高校選抜 好投する侍ジャパンU18先発の末吉良丞=2日、沖縄セルラースタジアム那覇(大城直也撮影)

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佐野 真慈

 「第32回WBSC U18ワールドカップ」に出場する高校日本代表に、沖縄県勢でただ一人、選出された沖縄尚学2年の末吉良丞投手が6日の韓国戦に先発することが決まった。末吉は「自分の持ち味を生かして、勝利に貢献できるよう頑張りたい」とのコメントを発表した。

 末吉は代表入り後は甲子園での力投による疲労を考慮され、軽めの調整が続いていた。2日、県高校選抜との壮行試合で全国制覇後、初の実戦に臨み、2回を3安打無失点、4奪三振と好投した。仕上がりについて「(2日から)問題なくきている。固いマウンドに慣れていないところはあるが粘り強く投げたい」とした。

 4日のイタリア戦ではチームメートとともにベンチから声援を送った。「世界と戦うとロースコアになるんだなと感じたが、粘り強く戦う先輩の姿は安心して見ていられた」と初戦勝利を振り返った。

侍ジャパンU18―イタリア 6回の守備終了後、声を掛けてチームメートを迎える末吉良丞(奥左から3人目)=5日、沖縄セルラースタジアム那覇(大城直也撮影)

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