ロシア極東事業「サハリン1」、米エクソン復帰なら有益=州知事

 9月4日 ロシア極東サハリン州のリマレンコ知事は4日、ロイターの取材に応じ、米エネルギー大手エクソンモービルが石油・天然ガス開発事業「サハリン1」に復帰するなら同事業にとって追い風になるだろうと語った。写真はエクソンモービルのロゴ。2023年10月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[ウラジオストク(ロシア) 4日 ロイター] – ロシア極東サハリン州のリマレンコ知事は4日、ロイターの取材に応じ、米エネルギー大手エクソンモービル
(XOM.N), opens new tabが石油・天然ガス開発事業「サハリン1」に復帰するなら同事業にとって追い風になるだろうと語った。ロシアのプーチン大統領は先月、エクソンを含む外国企業がサハリン1の権益を回復することを可能にする大統領令に署名した。

リマレンコ氏は、ロシアには石油とガスを生産する独自の技術があるが、エクソンの復帰は有益と指摘。「共同開発する方が効率的だろう。彼らが復帰を望んでいることが重要だ」と述べた。

エクソンと並んで、ロシアのロスネフチ(ROSN.MM), opens new tab、インドのONGCビデシュ(ONVI.NS), opens new tab、日本のサハリン石油ガス開発(SODECO)がパートナー投資家だった。

ロシア政府はONGCビデシュとSODECOの両社が権益を保有し続けることを認めた。

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