車上荒らしをした罪に問われている元警察官の男の初公判で、寮長を務め高校の寮の運営費をねん出するために犯行を繰り返していたと検察側が指摘しました。
【写真を見る】車上荒らしは“高校の寮の運営費のため” 元警察官の初公判 検察側が指摘
山梨県警の元警察官だった飯沼勝也被告(47)は今年5月、南アルプス市のアパート駐車場で車の窓ガラスを割り、現金約11万円が入った財布を盗んだ罪に問われています。
2日の初公判で飯沼被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は「飯沼被告が犯行当時、県内の高校のレスリング部でコーチ兼寮長を務めていて、寮の運営費をねん出するために、4年前から車上荒らしを繰り返していた」と指摘しました。
今後、複数の余罪を追起訴する方針です。
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