ルフトハンザドイツ航空のパイロット組合がストライキを実行する可能性が浮上しています。

 同社のパイロット組合である「Vereinigung Cockpit」は、企業年金に関する新たな団体交渉が7回にわたり行われたものの、合意に至らず終了したことから、今後ストライキ実行の是非を問う組合員投票を行う見通しです。

 同組合は、会社側が実質的な改善策を提示せず、従業員を犠牲にしたモデルしか提示していないと非難しており、今後ストライキが行われる可能性があります。

 なお会社側は引き続き交渉による解決を目指す考えを示していますが、交渉がまとまるかは不透明な状況で、仮にストライキ実行となれば日本路線にも影響が及ぶ可能性出てきます。

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