●9月に入っても まだまだ真夏の延長戦の猛暑続く
●湿った空気流入で 大気の状態も度々不安定になる日々
●あす2日(火)は一時激しい雨で 道路冠水等に要注意となる可能性も
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9月が始まりましたが、まだまだ真夏の延長戦です。きょう1日(月)の最高気温は、山口市内の36.1度を筆頭に萩や岩国も35度以上の猛暑日を観測しました。
山口市内では今年45日目の猛暑日。萩は16日目の猛暑日で、猛暑日の過去最多まで山口はあと2日、萩はあと1日、という状況にもなっています。
ただ、猛暑の一方で天気不安定。きょう1日(火)は特に県西部を中心に、昼頃は少々活発な雨雲が通り過ぎていく時間がありました。
今、西日本付近は、夏の高気圧が少し東に退きつつあり、対馬海峡付近が湿った空気の通り道になってきています。そして今週はこの先、その湿った空気の通り道に県内は度々、引っかかる形となります。
このため、晴れ間も多少みられる一方で急な強い雨や雷にも度々見舞われやすい…という、かなり気まぐれな天気の日々が、今週は続く見込みです。
ただし湿った空気は暖かい南のエリアから入ってきますし、多少でも日ざしが届くタイミングもあるため、まだまだ蒸し暑さもかなり厳しく、山口市内では最高気温35度に届く猛暑日も、まだまだ続く日々。年間の猛暑日最多日数記録も、おそらく更新することになるのでは、とみられます。
新学期が始まり、運動会の練習を行う学校などもあると思いますが、まだまだ真夏の延長戦の暑さに対して、体調管理など十分気を付けて過ごしていきましょう。
あす2日(火)の県内は、晴れ間が出る時間もあり、気温が35℃に届く猛暑日の所もありそうですが、気温が上がるほど急な雨雲・雷雲の発達に注意が必要です。局地的には、少々激しい雨の降り方で、川の急な増水、道路冠水などに注意が必要になる可能性があります。
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