みなさん、こんにちは、釣り好き素人ニックです。今年の夏は暑いですね~。私が好きなトラウト系の魚の活性は、水温の上昇と共に低下していきますが、前号で紹介した通り、バスのシーズンとなり、大物を狙いに毎週、どこかの川、湖へ出かけています。ただ、残念ながら私はまだ、小さいバスしか釣れておらず、苦戦している釣りオジサンです。話は変わりますが、この時期、湖や沼に生息している藻の繫殖力の強さを実感しています。大量に生えている藻は水質浄化、酸素供給に貢献している事も考えると、ルアーに絡まりまくるオオカナダモは地球環境に一役買っているんだな、と思いながら釣りをするオジサンです。

さて、この号が出る8月は、いよいよサーモン釣りのシーズンとなります。日本とは違い、川に入ってくるサーモンを釣って良いことになっています。ただ、オンタリオ湖で数年かけて大きくなったサーモンなので、ルールに沿って釣りましょう。特に引掛け釣り(禁止です)は、見ていてもつらくなります。

オンタリオのサーモンは主に3種類です。魚体が大きく引きが強いチヌークサーモン(キングサーモン)、少し小型のコーホーサーモン(銀鮭)、私は見たことがありませんが、めっきり数が減っている(らしい)アトランティックサーモンと聞いています。また、トロント近郊のHumber River、Credit Riverにもたくさん遡上してきます。本格的なシーズンになると、この遡上(サーモンラン)を見るだけでも楽しめます。特に堰をジャンプして超えるサーモンは迫力があります。個人的にはトロントから東側の川にたくさんのサーモンが遡上し、サイズも多きいような気がします。
釣り方は至ってシンプル。イクラに似せた疑似餌を流して釣るだけ。魚も見えていますが、遡上してくるサーモンは捕食が強くないので、それなりのテクニックが必要です。

皆さん、それぞれのカナダライフを楽しみましょう。

釣り好き素人ニック

2021年からトロント生活がスタート。カナダでの釣りの魅力に惹かれ、毎週末、トロント近郊の川、湖に出没中。
今月の何言っているか分からない一言。「暑い日はやっぱり鰻が食べたい。」

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