横浜青年会議所アフリカ進出を応援市内企業がビジネスピッチ

市内企業によるビジネスピッチ

　（一社）横浜青年会議所（佐藤直樹理事長）は８月22日、パシフィコ横浜展示ホールで横浜のスタートアップ企業によるビジネスピッチを行った。ＪＥＴＲＯ横浜との共催。

　イベントは８月20日から22日まで行われたアフリカ開発会議のテーマ別イベントの１つ。アフリカに拠点を置く企業のコメンテーターらを前に、５つの企業が自社の製品やサービスをプレゼンテーションした。その後、フィードバックと質疑応答が行われた。

　（株）まち未来製作所＝中区海岸通＝は、国内初となる再生可能エネルギーの都市間流通による地域活性化モデルを提供している。

　青山英明代表取締役は「アフリカにも社会的なニーズがあると分かった」と、海外進出へ向けての手応えを口にした。

　また、（株）ＨｅａｌｔｈＣａｒｅＧａｔｅ＝西区浅間町＝は、ヘルスケア製品の輸出に伴う規制や政府の業務課題に対応するため、アフリカのメンバーを迎え、ＡＩテクノロジーを取り入れた解決策を提案している。

　保田浩文代表取締役社長は「ヘルスケアもテクノロジーも、みんなが使えるようにしたい」と語った。

　横浜青年会議所の国際シナジー創出委員会の小俣峻平委員長は「多くの団体や企業との連携で可能性が広がり、世界へ羽ばたく市内のスタートアップ企業を応援できると確信した」と話した。