宮城県では3日朝、雷を伴う雨が県内各地で観測されましたが、その後は天気が急速に回復し、仙台では昨日に続いて35℃以上の猛暑日となる見込みです。
【写真を見る】宮城県内”猛暑”続く 3日午前中から天気回復へ tbc気象台
県内全域に雷注意報が発表されており、熱中症への警戒が必要な状況が続いています。
■明け方の雨雲が通過、天気は回復へ
3日明け方、宮城県内では活発な雨雲が通過し、雷を伴う雨が降りました。
これは寒冷前線の通過によるものです。
仙台市西部でも夜中に大きな雷の音があり、新川では1時間に10mm以上のやや強い雨を観測しました。
しかし、この後は西から乾いた空気を持った移動性の高気圧が県内に入ってくるため、午前9時頃から各地で急速に晴れ間が広がる見込みです。
■2日は記録的な暑さ、3日も猛暑警戒
2日の仙台の最高気温は37.4℃に達し、観測史上最高を記録しました。
亘理でも36.1℃となり、史上最高タイ記録となっています。
仙台の歴代2位は2018年8月1日の37.3℃でした。
3日も仙台では最高気温35℃が予想されていて、9月としては初めて2日連続の猛暑日となる見込みです。
県内の広い範囲で晴れ間が広がり、日差しが強く照りつける予報となっています。
■各地の天気と注意点
石巻から南三陸にかけての地域は概ね晴れる見込みで、午後のにわか雨の可能性は低く、日中は風が比較的穏やかでしょう。
気仙沼から女川にかけての地域も青空が広がり、にわか雨の可能性は低い見込みです。海上の波は1mと予想されています。
気温は各地で32℃から35℃の予想となっていて、空気は乾燥してくるものの、かなりの暑さとなるため熱中症への警戒が必要です。
日差しが強く照りつけるため、紫外線対策も念入りに行うことが大切です。
■4日以降の天気
4日は天気が変わり、特に南部では午後を中心に雨が降りやすくなるでしょう。
5日(金)も断続的に雨が続く見込みです。
週末の土日は晴れますが、8日(月)は再び天気が下り坂となる見通しです。
宮城県では今朝の雨から天気が回復し、午前9時頃から晴れ間が広がります。
仙台では35℃の猛暑日となる予想で、熱中症への警戒が必要です。
4日以降は天気が崩れ、雨の日が増えてくる見込みです。
晴れて暑くなりますので、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩など、熱中症対策を十分に行いましょう。
東北放送
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