9月1日の防災の日にあわせて、高知県内一斉に地震から身を守るための「シェイクアウト訓練」が行われました。
シェイクアウト訓練は、地震の揺れから身を守るために安全確保の行動を取るものです。
2017年から毎年、県が主催して南海トラフ地震対策推進週間にあわせて県内で一斉に実施しています。
このうち県庁では、四国沖の南海トラフを震源とし、県内で最大震度7の地震を想定して訓練が行われました。
午前10時に「訓練放送」が流れると職員が、揺れがおさまるまでの約1分間、机の下などに潜り「姿勢を低く、頭を守り、動かない」姿勢をとって身を守っていました。
■南海トラフ地震対策課伊藤孝課長
「まずは自分の身の安全を守る、これが一番大事。そのためには住宅の耐震化を進めてもらう。もう一つは家具の安全対策。それと揺れが収まったらすぐに避難する。それにまずは取り組んでもらいたい」
県は8月30日から9月5日までを南海トラフ地震対策推進週間としていて、期間中、県内の小中学校や自治体など283団体・2万5100人あまりが訓練に参加する見込みです。
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