スペイン人のアナウさん(スクリーンショット)
日本人にとっては当たり前のサービスでも、外国人観光客にとっては、新鮮で感動的な体験になることがあります。外国人に日本食を体験してもらいながら、日本での思い出をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。初めて日本を訪れたスペイン人は、日本の飲食店のあるサービスに驚きの声を上げました。いったい、どんなことがあったのでしょうか。
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旅の途中で気になった日本のサービス
初めて日本を訪れた、スペイン人のアナウさん。妹のアイナさん、叔父のジョルディさん、その息子であるジョルディくんの4人でやってきました。
チャンネル運営者のDaisukeさんの案内で、本格的な寿司を堪能するなか、アナウさんは「質問があるんだけど」と切り出しました。
「日本で水は無料なの?」
この質問に、Daisukeさんは迷うことなく「そうだよ」と即答します。すると、アナウさんは「本当に? どのレストランでも?」と矢継ぎ早に質問。「ほとんどのレストランがそうだよ」というDaisukeさんの答えを聞き、アナウさんは感嘆の声を上げます。
「それはいいね! スペインでは有料だから」
アナウさんによると、スペインのレストランでは、水は有料が当たり前。「安くも高くもないけれど、支払わなければならないんだ」と説明します。
「日本でいい思い出を作って帰ってもらいたい」の声
日本の飲食店では、水が無料で提供されることが一般的。席に着くとすぐにお冷やが運ばれてきたり、セルフサービスで自由に飲めたりと、形はさまざまですが、追加料金を請求されることはほとんどありません。
しかし、この“おもてなし”が、海外から来た観光客にとっては、新鮮で感動的な体験になっているのです。アナウさんの素直な驚きと喜びの表情からは、日本の飲食店が当然のように提供している無料の水サービスが、いかに特別なものかが伝わってきます。
文化の違いを、新鮮な驚きとして楽しんでいるアナウさん一家。動画のコメント欄には「陽気な家族でいいね」「日本でいい思い出を作って帰ってもらいたいです」「日本を堪能してほしいですね」といった、温かいメッセージが寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
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