「岐阜 夢ざくら劇場」はシネックスビル内にあった「ぎふ 葵劇場」がことし7月に惜しまれながら閉館したのを受け、舞台俳優の恋川純弥さんが劇場跡を改装し、新たな劇場としてオープンしました。

  恋川さんは大阪府出身の46歳。幼いころから大衆演劇の舞台に立ち、10年ほど前から岐阜市を拠点に活動していて、県内唯一の大衆劇場を絶やしてはいけないと運営を決断したそうです。
  新たな劇場は舞台を広げたことで役者が伸び伸びと表現でき、観客との距離の近さも相まって臨場感のある演技を楽しめます。

  オープン当日は、こけら落としとして3つの劇団が合同で演じる「舞魂三響」が公演され、昼の部は約130席が満席となり新劇場の船出を華々しく飾りました。

※東京から訪れた人は
  「圧巻でした」「本当に最高でした、遠征してよかったです。これをきっかけに大衆演劇が人気になるといいなと思います」

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