ウクライナ支援国首脳会合、9月4日に開催 フランスが主催

 9月1日、フランス大統領府はウクライナに安全保障上の支援提供を表明している約30カ国の首脳による会合を4日に開催すると発表した。写真はマクロン仏大統領。仏ボルヌレミモザで8月代表撮影(2025年 ロイター)

[パリ 1日 ロイター] – フランス大統領府は1日、ウクライナに安全保障上の支援提供を表明している約30カ国の首脳による会合を、9月4日に開催すると発表した。フランスが主催する。

大統領府は声明で、「8月18日のワシントンでの欧州と米国の会合に続き、各国首脳はここ数週間に行われたウクライナの安全の保証に関する作業について議論し、ロシアが和平を執拗に拒否していることによる影響を評価する」と述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は4日にパリに向かう予定だが、現段階では首脳らの出席はほぼオンライン形式となる。米国が出席するかどうかは不明。外交筋によると少なくとも会談後に米国に報告が行われるという。

ゼレンスキー氏はXへの投稿で、マクロン仏大統領の「揺るぎない支援」に感謝し、ロシアが「足を引っ張り、戦争を長引かせている」ことへの対応が必要だと述べた。

また、テレグラムへの投稿で、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と取り組みの調整について話し合ったと明らかにした。

「ロシアは平和を盗み、今年の大部分を奪った。この秋、われわれは立場を強化するためにあらゆる手段を講じなければならない」と語った。

この連合は欧州連合諸国のほか、トルコ、カナダ、オーストラリアも含まれている。

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