ドイツ銀行は、ユーロ圏の主要株価指数であるユーロ・ストックス50指数の構成銘柄に7年ぶりに復帰する。同指数を算出するISSストックスが1日に発表した。
ドイツ銀行のほか、独シーメンス・エナジーとベルギー上場のバイオ医薬品企業アルジェンXも新たにユーロ・ストックス50の構成銘柄に加わる。入れ替えにより、構成銘柄から外れるのは、通信機器を手がけるノキア、自動車メーカーのステランティス、コニャック大手のペルノ・リカールの3社。いずれも米国のトランプ大統領による関税措置の影響で株価が打撃を受けていた。
ドイツ銀行は2018年以降、ユーロ・ストックス50から除外されていた。今回の復帰は、2025年の欧州銀行株の上昇を背景としたもので、同行の株価は過去12カ月で2倍超に達している。
これらの構成銘柄変更は、9月22日の欧州市場の取引開始時に実施される。
原題:Deutsche Bank to Rejoin Euro Stoxx 50 After Seven-Year Absence(抜粋)
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