2025年9月1日 19:30
宮城県教委は、女子高校生の腕に唇を付けたり服の中に手を入れ背中や脇を触る悪質なセクハラ行為をした男性教諭(59)を、懲戒免職処分としました。
9月1日付けで懲戒免職となったのは、仙台地区の県立高校に勤務する59歳の男性教諭。
発表によりますと、この教諭は2025年7月9日、校内で女子生徒と2人で会話をしていた際、右腕に唇をつけた他、生徒の服の中に手を入れて背中や脇を触るなどして、生徒に精神的な苦痛を与えたということです。
被害は、女子生徒が自ら高校に相談して発覚しました。
男性教諭はいずれの行為も認めていて、腕に唇を付けたことには「会話の過程の中で行ってしまった」、服の中に手を入れ背中や脇を触ったことには「汗をかきにくいと相談があり汗をかいていなければ熱中症の疑いがあるから」などと、話しているということです。
県教委は、校長と教頭についても管理監督責任を怠ったとして、それぞれ訓告と文書厳重注意の処分にしています。
県の佐藤靖彦教育長はコメントを発表し、生徒に対する悪質なセクハラは被害生徒の心に大きな傷を負わせる絶対許されない行為であり、県教委として何度も指導してきたにもかかわらず、全国的に教職員のセクハラに厳しい目が向けられる最中、極めて遺憾などと、しています。
最終更新日:2025年9月1日 19:30
関連ニュース
WACOCA: People, Life, Style.