高知県の四万十町は9月1日、上長の決裁が必要な文書を繰り返し偽造していた21歳の男性職員を停職3か月の懲戒処分にしました。
停職3か月の懲戒処分を受けたのは四万十町大正地域振興局地域振興課の21歳の男性主事です。
四万十町によりますとこの主事は2024年度まで所属していた農林水産課林業振興室で、上長の決裁が必要な書類に過去に上長が押印した決裁欄のコピーを貼り付ける偽造を繰り返していた他、県への提出書類についても必要書類の確認や上長の決裁を受けずに町長名で証明書を作成していました。
2025年度に入りこの主事の後任が気づいて発覚したもので、主事は「事務が煩雑だった」と話したということです。
四万十町は「心よりお詫び申しあげる。公務員としての自覚を促すとともに綱紀保持と服務規律の徹底を図り、町民の皆様の信頼回復に取り組む」としています。
WACOCA: People, Life, Style.