ウクライナ支援「有志国」、安全保証巡り新たな会合開催へ=仏大統領

 ロシアとの和平合意が成立すれば、ウクライナに安全保障上の支援を提供すると表明している約30カ国の首脳が9月第1週目に会合を開き、各国の軍が示した提案について協議すると、フランスのマクロン大統領(写真)が29日に明らかにした。仏トゥーロンで代表撮影(2025年 ロイター)

[トゥーロン 29日 ロイター] – ロシアとの和平合意が成立すれば、ウクライナに安全保障上の支援を提供すると表明している約30カ国の首脳が9月第1週目に会合を開き、各国の軍が示した提案について協議すると、フランスのマクロン大統領が29日に明らかにした。

フランスと英国が2月に結成した「有志連合」は、最終的な停戦後にロシアが再びウクライナを攻撃するのを阻止するために、どのような軍事支援ができるかについて計画を策定するために、数カ月にわたってさまざまなレベルで協議を重ねてきた。

トランプ米大統領は8月中旬のロシアのプーチン大統領との会談とその後の欧州首脳との会談後、欧州が計画を強化する限り、ウクライナの安全の保証に関与すると表明した。 もっと見る

マクロン氏はフランス南部トゥーロンでドイツのメルツ首相と共同記者会見し、「われわれの参謀総長はワシントンでの会談以降、非常に重要な仕事をしてきた。そして、ここ数時間で再び各国の貢献を最終決定することができた」と述べた。

新たな会合を開き、「参謀総長がここ数日に行ってきた作業」について議論し、状況を評価するという。会合には直接参加する首脳やオンラインで参加する首脳がいるという。

有志連合は主に欧州連合(EU)諸国で構成されているが、トルコ、カナダ、オーストラリアも含まれている。

マクロン氏は会合の日時や場所を明らかにしなかったが、ウクライナのゼレンスキー大統領が参加する予定だ。

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