聴診器の組み立てに挑戦
神奈川県医師会は8月21日、後援する映画の上映会をキノシネマ横浜みなとみらいで開催した。
夏休み中の子どもと保護者を対象にしたイベント。定員100人に対し、約3000人が応募する盛況ぶりだった。
子どもたちに医療に興味を持ってもらい、医師会の活動を知ってほしいという思いから企画された。体内で働く細胞を擬人化し、その日常や病原体との戦いを描いた映画『はたらく細胞』を上映した。
また、参加者には本物の聴診器がプレゼントされ、小松幹一郎理事が使い方を説明。子どもたちは吸ったり吐いたりする時の胸の音に耳を傾けていた。
神奈川区から訪れた小学6年生の穂刈義士さんは、「医療に興味を持った。家に帰り聴診器で家族の心臓の音を聞いてみたい」と目を輝かせた。
磯崎哲男理事は「今後も子どもたちに楽しんでもらえる企画を考えたい」と話した。
WACOCA: People, Life, Style.