●週末も天気急変と猛烈な暑さに警戒を
●来週から台風シーズン突入。今のうちからしっかりと心構えを
●今夜は「伝統的七夕」。このあと9時頃が見頃

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きょう29日(金)も夏空が広がり、各地で強い日ざしが届きました。
日中の最高気温は35度を超えたところも多く、特に山口市は36.6度と、全国で4番目の暑さとなりました。

今年は異例の早さの梅雨明けにより、6月から猛暑日が観測されましたが、県のまとめによると、きょう29日(金)の夕方までで、今月の熱中症とみられる救急搬送人数が650人を超えてきました。
このうちお亡くなりになった方も2名いらっしゃり、身体に堪える危険な暑さが続いた夏となりました。

あす30日(土)からの8月最後の週末も、引き続き熱中症に要警戒の暑さが続きます。
予想最高気温はところどころで35度を超え、特にあす30日(土)広瀬では37度まで上がり、平熱を超えるような危険な暑さとなります。まだまだ油断せず、熱中症の予防を行って下さい。

一方で暑くなればなるほど、この週末は大気の状態はより不安定となり、午後は内陸や山間部を中心にところどころで雨雲が発達する見込みです。
お出かけの際は日中の暑さと同時に、気まぐれな空模様の変化にも十分ご注意下さい。

現在、南シナ海には熱帯低気圧が発生しています。
今後24時間以内に台風へ発達する予想ですが、この先は大陸方面へ進み見通しで、日本への影響はほとんどありません。
ただ日本のはるか南の海上では、活発な積乱雲の塊がまとまってきており、今後の動向に注意が必要です。
日本付近に張り出している高気圧も、来週からは徐々に東へと退く見通しで、台風が発生すると日本に近づきやすくなりそうです。
9月の台風シーズンへの心構えは、今のうちからしっかりと高めていきましょう。

この週末で8月も終わりですが、夏の楽しみはまだ残っています。
七夕といえば、7月7日。
3月3日の桃の節句や5月5日の端午の節句などと同じ季節の行事ですが、元々は旧暦の7月に七夕が行われていました。

この旧暦の7月7日を国立天文台が「伝統的七夕」と呼んでいますが、今年は本日8月29日(金)が「伝統的七夕」です。

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