来月、東京の「日本武道館」で行われる全国大会への出場をかけた柔道の東海大会が、30日、三重県名張市で行われ、大学生たちが熱戦を繰り広げました。
大会は名張市内の交流館で開かれ、全国大会に出場する東海地方の代表を決める柔道の個人戦に、愛知・三重・静岡にある大学に所属している選手、およそ180人が参加しました。
個人戦は男女それぞれ、体重別に7つの階級に分かれて行われました。
選手たちは真剣な表情で相手の間合いを読み、足をかけて体を倒すなどして技を決めていました。
会場からは、「さあ行け」とか「自信持って」などと声援が送られ、技が決まると、大きな歓声があがっていました。
30日の大会の結果、▽男子の部では三重県の皇學館大学が7つの階級のうち4つで優勝し、▽女子の部では愛知県の中京大学が7つの階級のうち6つで優勝しました。
男子100キロ級で優勝した皇學館大学の南大志主将は「しんどい場面も多かったが、しっかりと自分の目標を達成することができた。全国大会では日本一になります」と話していました。
個人戦の全国大会は、来月27日と28日に東京・千代田区の日本武道館で行われます。
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