インドでは雨期(モンスーン)に入ると、災害に関する心が痛むニュースが後を絶たない。今年も山岳地帯で鉄砲水による大きな被害が相次いだ。昨年7月には、西部プネで浸水した場所に入った人が感電死する事故が起きた。
近年は気候変動や急速な都市開発がインドの水害リスクを一層高めている。特に、河川敷にある施設やスラムでは洪水のリスクが高い。また、道路冠水により社会経済活動にも悪影響が出ている。
一方、南東部の…
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週刊エコノミスト
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