大雨で陥没の国道249号で転落車両の撤去作業 クレーン車で大型トレーラーを吊り上げ 石川・七尾市
今月12日、大雨で石川県七尾市の国道が陥没し、大型トレーラーなど車3台が転落した事故で、転落した車両を撤去する作業が30日、行われました。
記者リポート「大雨による陥没で転落したトレーラーが今、クレーン車2台によって吊り上げられています」
七尾市中島町の国道249号では今月12日、大雨の影響で道路が30メートルにわたって陥没し、大型トレーラーなど合わせて3台の車が転落、男性3人が重軽傷を負いました。
陥没が起きた道路近くでは、今月22日から県が24時間体制で復旧作業を続けていて、クレーン車などの侵入路が完成したことを受け、転落した車両の撤去作業が始まりました。現場では県中能登土木総合事務所の職員らがクレーン車2台を使って、トレーラーを引き上げました。
県中能登土木総合事務所・維持管理課 北田昌之さん
「今後は崩落した残る土砂を取り除いて、道路を盛り土して復旧していく予定。急いで復旧するために全力で取り組みたい」
県によりますと、現時点で道路復旧の見通しは立っていないということです。
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