今年秋に高知市で開かれる「土佐の伝統芸能まつり」を前に、高知市のオーテピアでは、いま県内の伝統芸能の魅力をパネルなどで紹介しています。
高知市のオーテピアで8月28日から始まった「土佐の伝統芸能まつり事前PR展」は、今年11月に開かれるイベントに参加する17団体の魅力を紹介するものです。
県内には約1000の民俗芸能が存在していますが、県の調査では少子高齢化などを背景に、このうち4割ほどが中断や廃止となっています。このため県は、地域に伝わる神楽や獅子舞など貴重な民俗芸能を次世代へ繋いでいこうと、イベントを企画し今年で3回目の開催です。
事前PR展では、安芸市の「赤野獅子舞」や津野町の「津野山神楽」など17団体の歴史を写真パネルで紹介しているほか、安田町の「神峯神社」の神輿を担ぐ様子や土佐市の「蓮池太刀踊り」など、県内の伝統芸能の写真6点が展示されています。
事前PR展は9月10日まで開かれ、県内の伝統芸能が集結し踊りを披露する「土佐の伝統芸能まつり」は11月2日、高知市の丸ノ内緑地などで開かれます。
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