フランス・パリで8月25日に開幕した世界バドミントン選手権が2日目を迎えた26日、各種目の1回戦・2回戦が行われ、女子シングルスで第5シードの山口茜がニュージーランドのカイチー(バーニス)・テオと対戦し、ストレート勝利で2回戦に進んだ。
また第8シードの19歳、宮崎友花は31歳のベテラン選手ネスリハン・アルン(トルコ)を相手に苦戦したものも、2-1で勝利を収めた。
世界選手権初出場で世界ランキング8位の宮崎は、第1ゲーム序盤から自身のエラーや相手の的確なショットで5連続得点を許すなどして終始リードされ16-21で第1ゲームを落とした。
第2ゲームでは立ち上がりから相手の力強いショットをしっかり拾い、緩急のある攻撃で相手を前後左右に揺さぶるなどして形勢を逆転。21-12でゲームカウントを1-1とした。
第3ゲームは中盤で5連続得点で相手を引き離した(15-8)宮崎だったが、相手の攻撃もさらに激しく3連続得点(15-11)。宮崎は左手を痛めたような仕草を見せた。仕切り直して相手サーブから長いラリーに耐えたが、最後は相手のドロップショットで15-11。16-13を迎えたところでライン上を狙った相手のスマッシュが見事に決まり、試合の主導権を握られそうになったが、続くポイントを宮崎が取って立て直すとそのまま連続ポイントで宮崎は勝利を手繰り寄せた。
WACOCA: People, Life, Style.