ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長:髙橋 薫)は、2025年8月30日、少年野球チームを対象に、元メジャーリーガー松坂大輔さんを特別講師として迎える野球教室「松坂大輔 Baseball Academy ~生きがいを、愛そう。 ~presented by ソニー生命」を北海道にて開催いたしました。昨年度に引き続き、今年度も3会場での開催を予定しており、第1回は大阪にて実施。今回の北海道開催は本年度、第2回目となります。

 当日は、2022年に発足した北海道を拠点とする独立リーグ“北海道フロンティアリーグ”に所属する「石狩レッドフェニックス」の現役選手たちも講師として参加し、松坂さんとともにキャッチボールやピッチング、バッティングなどの実技指導を実施。トークセッションや記念撮影、サイン会やオリジナルノベルティの配布なども行われ、会場は終始笑顔に包まれました。最後には、松坂さんより「感謝の気持ちを忘れずに、これから先の人生でどんな困難に出会っても、頑張って乗り越えられるものを必ず見つけられるはずです。」という熱いエールが送られ、子どもたちの胸に残る、かけがえのない夏の思い出となりました。

キャッチボールからピッチング・バッティングまで!

「甲子園でホームランを打ったこともあるんだよ!」と高校球児時代のエピソードを話す場面も

今回は本教室初となる、3チーム合同での練習ということもあり、最初は子どもたちも緊張の面持ちでしたが、松坂さんとキャッチボールをするにつれ徐々に緊張がほぐれていき、「声出していこう!」とお互いを鼓舞するシーンも。また松坂さんは「自分のグローブのどこに芯があるのか知っておかないといけない。良いところでボールを取ると手が痛いかもしれないけど、芯で取って良い音を出してあげて!」というアドバイス。3チームの選手全員で「みんな芯で取るよー!」 と声を出し合い、心温まる場面も見られました。

さらに「母指球に力を入れることが大事。人は楽をしようとすると、かかとに体重が乗る“後ろ重心”になってしまう。普段から母指球に力を込める癖をつけてほしい。僕も現役時代、ピッチングでもバッティングでも常に意識していました。楽をしない、という習慣を身につけることがとても大切です。」と、自身の経験を交えてアドバイスしました。

 バッティング指導では、松坂さんがデモンストレーションでティーバッティングを披露。バットの握り方からスイングのタイミング、力の入れ方まで分かりやすく解説しました。「手で取るのか、足で取るのか、タイミングの取り方を意識してほしい。バッティングの際、打球が飛んでいく方向ばかりを見てしまいがちだけど、大切なのはインパクトの瞬間をしっかりと見ること。難しいと思うけど、インパクトを見てスイングすることを意識してみてほしい。」とアドバイスしました。また、松坂さんは子どもたちに「横浜高校時代、4番打者として甲子園でホームランを打ったこともあるんだよ。当時鹿児島実業ですごいピッチャーだった杉内俊哉選手からもホームランを打ったし、ピッチングもバッティングも得意だったんだよ!」と高校球児時代のエピソードをお茶目に語り、会場は笑いに包まれました。

 終始笑顔と集中にあふれた雰囲気の中で行われた本格的な野球教室。子どもたちにとって、プロの技術と熱意に触れる貴重なひとときとなりました。

松坂さんが子どもたちの質問に本音で回答!

「変化球は全部キャッチボールで覚えました! 」と少年野球時代の練習方法を伝授!

 野球教室のあとは、子どもたちや保護者からの質問に松坂さんが答えるトークショーを実施。現役時代の経験の思い出などを交えながら、野球に対する想いや夢を叶えるために大切にしてきたことについて語りました。

現役時代に苦手だった選手は「ファウルで粘ってフォアボールを狙う中距離バッター」

 苦手な選手はいましたか?という無邪気な質問には「ホームランバッターはそこまで苦手ではなかったです。外国人選手のように豪快に打ってくるタイプは抑えるのが比較的得意で、対戦も楽しかったですね。逆に苦手だったのは、日本ではオリックスの谷さん、ロッテのクリーンアップにいた福浦さんなんかは本当に嫌でした。アメリカに行ってからも同じで、しぶとく右方向にもヒットを打ってくる右打者が一番厄介でしたね。ヤンキースのデレク・ジーターや、当時テキサス・レンジャーズにいたマイケル・ヤング。彼なんかは毎年イチローと200本安打を争っていたような選手で、やっぱり打ち取るのは難しかったです。左打者は比較的得意だったんですが右打者は、最後まで苦手でしたね。」と当時を振り返りながら語りました。

野球ができるという環境は決して当たり前ではなく、多くの人のサポートがあってこそ成り立っていて、それは学校に通えているということも同じです。だからこそ、感謝の気持ちを忘れずに、恥ずかしくても『ありがとう』という言葉をしっかり伝えてください。その気持ちさえあれば、これから先の人生でどんな困難に出会っても、頑張って乗り越えられるものを必ず見つけられるはずです。」と未来ある子どもたちに激励を送りました。

 最後に新スローガンである「生きがいを、愛そう。」にちなんで、松坂さんにとっての「生きがい」について質問が投げかけられると、迷わず「野球ですね、やはり。」と即答。「野球を覚えて、野球に育ててもらいました。自分自身が野球を楽しんできたし、これからも人生は続いていくけれど、やはり野球に生きがいを感じています。これまで野球に育ててもらったという思いを、次の世代に感謝の気持ちとして伝えていきたい。」と語りました。

松坂大輔 (まつざか だいすけ)

石狩レッドフェニックス

【開催日時】  2025年8月30日(土) 9:00~12:00 [8:30 ~ 報道受付開始]

【開催場所】  マルチドーム札幌 [〒003-0876 北海道札幌市白石区東米里2077]

【主催】    ソニー生命保険株式会社

【講師】    松坂大輔さん 【協力独立リーグ】石狩レッドフェニックス

【教室参加チーム】オール清田野球スポーツ少年団 / 厚別桜台パワーズ / 白菊ファイターズ
         ※今回は3チーム合同での編成(少年軟式野球チーム/活動地域:北海道札幌市)

【当日の内容】 松坂大輔さんによるご挨拶 / 野球教室【キャッチボール / ピッチング/ バッティング】トークショー / フォトセッション / 囲み取材 / お土産手渡し&サイン会

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