墨壺で舞台に直線を引く体験をする子どもたち
横浜市内の小学生を対象にした夏休み体験学習プログラム「子どもアドベンチャーカレッジ(AC)2025」が8月5日から8日まで、市内88カ所で開催された。都筑区では5日、ボッシュホールを会場に、多目的ホールを運営する人たちの仕事を体験した。
子どもACは、市内の企業や団体、公的機関の協力を得て、子どもたちが働くことや学ぶことを体験する学習プログラム。小学3年生から6年生が対象で、今年度は88の団体が協力した。
ボッシュホールでの体験には、小学生22人が参加した。子どもたちはホールスタッフの案内のもと、ヘルメットを被ってキャットウォークを歩いて舞台の裏や楽屋などのバックステージを見学したほか、ピンルームから舞台にピンスポットを当てるなど照明や音響の操作を体験した。
見学後は実際に舞台の設営にも挑戦。全員で落語の高座を協力して作り、子どもたちが作った高座の上で、プロの落語家の三遊亭萬丸さんが落語を披露した。
川和東小6年の竹内さくらさんは「一般の人が入れないところに入ることができ、面白かった。落語の高座も工夫が凝らされていて面白かった」と話した。
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