▼自己紹介
わたしたちは、田んぼと森をまもる会たまもるです。
高知県の香美市の山のてっぺんでくらしています。
村のひとたちは、田んぼでお米をつくり、
うつくしい棚田風景がひろがります。
わたしたちも村びとにならって、
自分たちがたべるお米を育てています。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
2024年の10月の稲刈りがおわった日に、わたしたちのすむ山の尾根に、
180メートルもの巨大風車が36基も建つ計画があると、
企業から住民説明会で知らされました。
そのときは、「再生可能エネルギーだから、よさそうかな?」とこの計画についてよくわからないままでした。
でも、じぶんたちのすむ山のことなので、みんなで集まり情報交換や勉強会をひらくようになりました。
また、4月には国土問題研究会に建設地の地質調査を依頼してレポートを出しました。
いま起きている風車の問題や、専門家の意見をきいているうちにさまざまな問題点が見えてきました。
問題
①動植物への影響
特定植物群落に指定されている「青ザレ山と周辺の植生」では自然度の高い貴重なブナ林などがのこされていて、
風車を建てることによって、貴重な植生を失います。
絶滅危惧種のクマタカの通り道に風車を建てることで、バードストライクがおこる。
他にも、数少ないツキノワグマやカモシカのすみかであったり、
野生動物への悪影響がかんがえられます。
また、すみかを奪われた野生動物たちが里におり、獣害となることがかんがえられます。

わずかにのこされた自然のブナ林。

奥神賀山のカモシカ
②文化的・歴史的な場所を壊す
建設予定地である山のうえには神社や祠など文化的・歴史的に貴重な遺跡などがたくさんあります。
なかでも鉢ヶ森から高板山にかけて平家伝説にまつわる伝承がおおく残されていること、
物部に古くからつたわる、いざなぎ流の祈祷の聖地でもあります。

奥神賀山の神社

中都山の祠

鉢ヶ森山頂にある鉢ヶ森大権現の祠
③崩壊地が多い
この山域では崩壊地が多く、集中豪雨による崩壊や土砂の流出による物部川での濁水問題が更に深刻化する。

④保安林を削ることで、くらしが危ぶまれる
建設予定地周辺は、水源かん養保安林や、土砂流出防備保安林に囲まれており、
削ることで、山が保水力を失い、雨が降らないと水不足が深刻になり、大雨になると大量の土砂が里へも流れこみ、
田畑の水や、香美市民4000人の飲み水への影響など、くらしの水の問題にかかわってきます。


⑤事業が終わってしまったときに施設がどうなるのかわからなく不安がある
風車が動くのは20年間。
取り残された施設が崩壊したり、
風車の塗装につかわれているPFASによる汚染がないか不安がある
⑥国土問題研究会によるレポート
計画地は地滑り地形で、すでに地滑りのカウントダウンがはじまっているという。
山の表層5〜10センチの部分は一万年かけて地球がつくってきたもので、
この部分でしか植物は根をはることができないという。国土研の先生がいうには、
「この地域の動植物はこの10センチに命をあずけている」。
表層から1〜2mでだいたい1年分の雨を貯めることができるそう。
何万年の歴史で出来上がったこの層を、数年で削りとってしまうことは、わたしたちを含めるいきものにとって、どういうことなのかと想像がつきます。
(詳しいレポートはたまもるホームページをごらんください https://tamamoru.multiple.com/)
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こういった問題から、風車の下でくらすここの住民としては、この計画を中止してもらいたいです。
この計画は、地域のひとたちにも知られていなく、
なるべく多くの住民にかんがえてもらうきっかけをつくろうと専門家をよんで勉強会を開いたり、ホームページやsns発信していくことをはじめました。
▼プロジェクトの内容
風車建設予定地で国土問題研究会により
4月に行った地質調査レポートでは、
この山に巨大な風車をつくることがわたしたちに
とって、いかに危険なことであるかがわかってきました。
この事実を、多くの住民に知らせ、香美市長や県知事に市民の声をとどけたいです。
わたしたちは、ただこのさきも、この山で安心してくらしを営みつづけることを望んでいます。
多くの市民がわたしたちと同じように感じるならば、行政にも声が届きます。
いま起きている再エネの問題も、
民が知らないまま声をあげなかったところは、
あとから「こんなはずじゃ」という声があがっています。山を削ればもとにはもどりません。
民が気づいて動かなければ、
行政もうごきません。
多くの人に知ってもらうために、
まだまだ活動することが必要です。
まだまだこの問題について、住民が知らないことが多いので、フライヤーやホームページや広告で発信して広めたい。
自然と共生する香美市をめざす。
⚫︎国土研による調査
第一回は2025年4月9日に奥神賀山、
10日に茂ノ森、松尾越を調査。
報告会は2025年6月22日に香北の基幹集落センターでひらかれました。
第二回を開催するかは、2025年12月末日までには詳細を決定いたします。
万が一、第二回が中止になった場合、第一回立て替え費用の補填、調査結果をひろめ
問題共有するためのフライヤーつくりや、おはなし会費用など今後の活動に充てさせていただきます。
(国土問題研究会より、プロジェクトを行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。)
●いただいたご支援は、
以下の費用として使用します。
・第一回地質調査報告書作成費と
報告会費650,000円の補鎮(いまカンパと自腹で抱えているので、非常に懐ががきびしいです…)
・当クラウドファンディングへの手数料(130万のうち200,200円)
・残り金額35万円ほどを、今後の調査費に充てたり、勉強会や、発信のための費用に使います。
この問題を抱えて、自腹でお金や時間をつかってきました。
しかしなかなか個人の力では、限界を感じます。
わたしたちたまもるが表現する新しい社会運動として持続できる資金づくりがどうしても必要です。
わたしたちの声を市民のみなさんに届けるために
ぜひ、お力をお貸しください。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
市民がたちあげた任意団体
「田んぼと森をまもる会たまもる」が
国土問題研究会に依頼して、
4月から行っている地質調査と、
6月に開いた一次調査報告会にかかる費用の補填
と二次調査報告会を開くことになった場合の費用。
もし、一時報告のみでも、今後勉強会やおはなし会をするフライヤー代、広告費など住民に問題を知ってもらうためのチラシつくりなど
活動に諸々にかかるお金を集めたいです。
8月末から130万円を目標に集めたい。




たまもるの井澤みく、早川ユミ、小野麻里、村上千世(うずまき舎)です。
よろしくおねがいいたします。

WACOCA: People, Life, Style.