夏巡業で稽古する高安(撮影・中村 和也)
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 大相撲夏巡業が29日、茨城県牛久市で行われ、小結・高安(35=田子ノ浦部屋)が凱旋した。

 茨城県土浦市出身。ぶつかり稽古では十両・白熊(26=二所ノ関部屋)に胸を出し、頭を押さえてすり足をさせたり、何度も転がしたりして砂まみれにした。

 「腰痛椎間板症、急性腰痛症」で7日の古河市巡業を休場。「間に合って良かった」。初の牛久市巡業に集まった2350人の観衆から歓声を浴び、「温かく迎えてくれて、地元に帰ってきて良かったなと思う」と笑みをこぼした。

 名古屋場所は10勝5敗で、三役では21年夏場所以来となる2桁勝利で大関復帰の起点とした。秋場所(9月14日初日、両国国技館)へ「何とか結果を出したい。どうにか13勝してみたい。まずはベストを尽くして一番一番ですね」と闘志を燃やした。

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