
8月28日、ルビオ米国務長官(写真)が来週、メキシコとエクアドルを訪問すると、国務省が発表した。米国務省で7月撮影(2025年 ロイター/Umit Bektas)
[ワシントン 28日 ロイター] – ルビオ米国務長官が来週、メキシコとエクアドルを訪問すると、国務省が28日発表した。トランプ政権は、不法移民の取り締まりや麻薬カルテル撲滅に取り組んでいるほか、中南米における中国の影響力に対抗しようとしている。
米国初の中南米系国務長官であるルビオ氏は今年先に、就任後初の外遊で中米とカリブ海諸国を訪問している。
メキシコのシェインバウム大統領は、米国とメキシコは麻薬カルテルに対する協力を拡大するための安全保障協定に近づいていると述べた。一方、メキシコで一方的な軍事作戦を実施するというトランプ政権の提案は拒否している。
エクアドルのノボア大統領は、国内で急増するギャングによる暴力に対抗しようと努めており、不法移民の削減を求めるトランプ政権のパートナーでもある。
ルビオ氏は今回の訪問で、両国の大統領や外交担当高官らと会談する予定。会談ではトランプ大統領の関税政策も取り上げられるとみられる。
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Daphne Psaledakis is a foreign policy correspondent based in Washington, D.C., where she covers U.S. sanctions, Africa and the State Department. She has covered the rollout of U.S. sanctions on Russia after Moscow’s invasion of Ukraine, Washington’s efforts to enforce its sanctions and the U.S. response to the conflict in Ethiopia, among other issues. She previously covered European Union politics and energy and climate policy for Reuters in Brussels as part of an Overseas Press Club Foundation fellowship in 2019. Daphne holds a Bachelor of Journalism in Print and Digital News and a Bachelor of Arts in International Studies.
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