群馬、新潟、福島、栃木の4県にまたがる尾瀬国立公園の玄関口の1つ、群馬県片品村の鳩待峠に新たに完成した宿泊施設が来月のオープンに先立って、報道陣に公開されました。

公開されたのは、「LUCY尾瀬鳩待」と名付けられた宿泊施設です。

同じ場所に40年以上前に建てられた山小屋の老朽化に伴い新たにホテルが建設され、全国に宿泊施設を展開する「星野リゾート」が運営を引き継ぐことになりました。

「星野リゾート」が『山ホテル』として新たに展開するブランドの初めてのホテルで、1階には軽食やドリンクのほか、ハイキングに役立つ日用品を24時間購入できるコンビニが併設されるほか、2階にはドミトリーと呼ばれる共同部屋のほか個室も用意されています。

ホテルでは、ナイロン製のひもを編んでオリジナルの熊鈴を作る体験プログラムを用意しているほか、今後はガイドによるツアーや星空観察などのプログラムを拡充していくことにしています。

「LUCY尾瀬鳩待」の福井ゆう子総支配人は「自然豊富な尾瀬を楽しんでもらえる施設になるよう準備を進めてきた。山ホテルに宿泊して、ハイキングに出かける前夜から豊かな時間をすごすことができる場所にしたい」と話していました。

このホテルは来月1日にオープンします。

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