[モスクワ 28日 ロイター] – ロシアは28日、南部クラスノダール地方にある製油所がウクライナのドローン攻撃を受けて火災が発生したが、鎮火したと発表した。

ウクライナは、米国が和平仲介を目指す中、反撃能力を示すため、今月、ロシアの製油所や輸出インフラに対するドローン攻撃を強化している。

ロイターの今週の試算によると、ウクライナによる10カ所のプラント攻撃で、ロシアの精製能力の少なくとも17%(日量110万バレル)に混乱が生じた。

ウクライナ軍は28日、クラスノダール州のアフィプスキー製油所をドローンで攻撃したと発表。同施設はロシア軍に燃料を供給しているという。また、ロシアのサマラ州にあるクイビシェフ製油所も攻撃し、火災が発生したと述べた。

製油所への攻撃を受け、ロシアの一部地域ではガソリンが不足している。 もっと見る

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