カルチャー

「スペインと似ている」 スペイン人が見つけた日本との共通点 「すごくライブ感」があると思った場所とは

公開日:2025.08.27
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更新日:2025.08.27

著者:Hint-Pot編集部

日本外国人ニッポンいいね!

スペインから来た(左から)ホセさんとカテリーナさん【写真:Hint-Pot編集部】スペインから来た(左から)ホセさんとカテリーナさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本の飲食店で体験する心のこもった接客や、お客様を大切に思う気持ちが表れた温かなサービスは、訪日外国人にとって忘れられない思い出のひとつになることが多いようです。初めて日本を訪れているスペイン人のカップルも、飲食店での体験が深く心に残っているといいます。いったい、どんな出来事だったのでしょうか。

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夢にまで見た日本への初旅行を実現

 スペインのバルセロナからやってきた、ホセさんとカテリーナさん。日本へ来るのは初めてで、11日間滞在する予定です。東京には前日に到着したばかり。これから高山や大阪、京都、奈良、鎌倉を訪れる計画だといいます。

「前からの夢で、ずっと日本へ旅行したいと思っていた。日本の国や文化、建築、食などに興味があってね」とホセさん。ふたりとも長年、日本への憧れを抱いていたそうです。ようやく実現したこの旅への期待は、高まるばかり。短い滞在期間の中で、日本各地の魅力を存分に味わおうと張り切っている様子でした。

「スペインのタパス店と似ている」

 日本に到着して間もないホセさんですが、早くも印象深い発見があったといいます。それは、日本の飲食店での店員の対応でした。

「『いらっしゃいませ!』『ありがとうございます!』とか、大きな声で声をかけてくれるのが良いよね」

 日本の飲食店に入店した際、大きな声でのあいさつや声かけに感動する外国人は、少なくないといいます。お客様への敬意と歓迎の気持ちが込められた、日本独自のホスピタリティです。

「そういう意味では、スペインのタパス店と似ているなと感じた。タパスも、料理を取ってくれる店員が同じように大きな声をかけてくれる。すごくライブ感があって、似ているなと思ったよ」

 これから訪れる各地でも、日本ならではの心温まる接客に出合えることでしょう。母国との意外な共通点を見つけた喜びとともに、日本の魅力をさらに深く感じてもらえそうですね。

(Hint-Pot編集部)

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