森保一監督
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 日本サッカー協会(JFA)は28日、日本代表の米国遠征メンバーを発表した。MF遠藤航(32=リバプール)を筆頭にDF長友佑都(38=FC東京)らがメンバー入り。3月にW杯北中米大会の出場権獲後、6月のW杯アジア最終予選ではコンディション考慮で招集が見送られていたMF三笘薫(28=ブライトン)ら一部の常連組も名を連ねた。

 Jリーグ所属の国内組のみで臨んだ7月の東アジアEー1選手権(韓国)からDF長友、GK早川友基(鹿島)、DF安藤智哉(福岡)、DF荒木隼人(広島)、MF望月ヘンリー海輝(町田)、FW細谷真大(柏)が選出された。

 今回の遠征では来月6日(日本時間7日)にメキシコ戦、同9日(同10日)に米国戦に臨む。森保一監督は「アジア予選の違いにおいて強度が変わってくるかなと思います。最終予選の対戦相手はどちらかというと組織的に守備をして、そこからカウンター狙いというところがあったと思いますが、メキシコにしてもアメリカにしてもおそらくよりプレッシャーをかけて戦ってくる」と想定。

 初戦のメキシコはFIFAランキング13位で、「個々の局面のところで激しくバトルを挑んできて、そこから試合の流れをコントロールしてゴールに向かってくる。我々にとって全ての局面で激しいプレッシャ―の中でプレーをしなければいけない」と印象を語った。

 一方で米国に対しては「監督就任からまだ選手を固めるというよりも、戦術浸透をより多くの選手に促しながらチームを固める作業をしている印象。チームの戦いの中でも個々の強度は高いですが、より組織的に守備をしながら速い攻撃につなげていくところは、同じいい守備からいい攻撃でもやり方、戦術の部分で違いがある」と話していた。

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