ブラジル、トランプ関税に米裁判所へ異議申し立ても=財務相

8月27日、ブラジルのアダジ財務相はトランプ米大統領がブラジルからの輸入品に課した最大50%の関税について「必要なら法廷で争う」とし、米国の裁判所へ異議申し立てをする可能性があると明らかにした。ブラジル・サントス港で7月撮影(2025年 ロイター/Jorge Silva)

[ブラジリア 27日 ロイター] – ブラジルのアダジ財務相は27日、トランプ米大統領がブラジルからの輸入品に課した最大50%の関税について「必要なら法廷で争う」とし、米国の裁判所へ異議申し立てをする可能性があると明らかにした。地元メディアUOLに語った。

一方、ロビー活動を実施する考えはないとした。

トランプ氏は今月、前回のブラジル大統領選の結果を覆そうとしてクーデターを企てた罪などで起訴されたボルソナロ前大統領の裁判を「魔女狩りだ」と批判するとともに、ブラジルの貿易慣行が不公平だと主張して同国からの輸入品の一部に50%の関税を課すと表明した。

ブラジルはトランプ関税への「憤慨」を表明し、ブラジルは対米貿易赤字が続いていると主張している。

アダジ氏は現在の世界の指導者たちは米国に対して不安を抱き、将来の見通しに確信が持てずにいると指摘。一方、米ドルは引き続き基軸通貨となっており、米政府が「過ちを繰り返し続ける」ことがなければ基軸通貨としての地位が長年続くとの見通しを示した。

その上でドルを「武器化」すれば、基軸通貨の役割を損ないかねないと警告。取引コスト削減につながる場合には、各国が自国通貨で二国間貿易を実施することを妨げられなくなると訴えた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.