公開日時 2025年08月26日 05:00更新日時 2025年08月26日 15:13
第7回「ゲキ推しの1冊!この『沖縄本』がスゴい!」に選出された「OKINAWA WALK」を手にする作者のマーシュゆかりさん(右)と東洋企画の大城佐和子さん=20日、浦添市城間の球陽堂書房マチナト店
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赤嶺 玲子
県内の書店や出版関係者が協力し、おすすめの沖縄本を選ぶイベント「第7回ゲキ推しの1冊!この沖縄本がすごい!」(同実行委員会主催)で、マーシュゆかりさんの著書「OKINAWA WALK 歩いて英語で案内したくなる沖縄!」(東洋企画、2020年発行)が選出された。20日に浦添市城間の球陽堂書房マチナト店で開かれた記者会見で発表された。受賞作は9月30日まで、県内の42書店の一番目立つ場所に置かれる。
受賞作の「OKINAWA WALK」は、全国通訳案内士として活動する著者のマーシュさんが外国人観光客とのコミュニケーションに役立つ英語フレーズを初心者でも分かる英語表現で紹介する「英語で沖縄を案内する入門書」だ。
泡盛の原料「黒麹菌」を英語でどう説明するかなど、沖縄の歴史文化に関わる英語表現をコラムで説明する。マーシュさんは「沖縄について英語で話せる楽しみや喜びを感じてほしくて書いた本。ぜひ手に取ってほしい」と述べた。
同賞は県内出版社が発行した沖縄関連本が対象で、発売年の制限はない。県内の読書普及を図ろうと年に1回開催されている。
(赤嶺玲子)
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