ロシアのシルアノフ財務相は27日、2025年の同国の国内総生産(GDP)成長率は1.5%と、従来の2.5%を大きく下回る見通しだと述べた。写真は政府高官と会議を行うプーチン大統領。同日撮影(2025年 ロイター/Sputnik/Vyacheslav Prokofyev)
[モスクワ 27日 ロイター] – ロシアのシルアノフ財務相は27日、2025年の同国の国内総生産(GDP)成長率は1.5%と、従来の2.5%を大きく下回る見通しだと述べた。インフレ抑制を目的に導入された高金利政策が借り入れを阻害しているとした。
シルアノフ氏は「今年は金融政策や信用政策の実施条件がかなり厳しくなるものの、少なくとも経済省の評価によれば、今年の経済成長率が1.5%を下回ることはない」と説明。
「均衡予算は、中央銀行が金融・信用政策を緩和するための機会を増やし、その結果として、信用資源へのアクセスが容易になることを意味する」と述べた。
ロシアの戦争経済は、23年は4.1%、24年は4.3%と堅調に成長し、西側諸国の複数回にわたる制裁措置にもかかわらず主要7カ国(G7)諸国をはるかに上回るペースで推移したが、今年は急速に減速している。
ロシアの軍事支出が冷戦以来の高水準に達したことでインフレは加速しており、中央銀行は10月に主要政策金利を21%に引き上げた。これは、03年に金利を20%以下に引き下げて以来、最も高い水準となる。
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